再転写印字

再転写印字とは、透明のフィルムの裏側に印字を行った後、そのフィルムをカード本体に熱を用いて再転写を行う印刷手法です。
カードへ直接印刷するわけではなくフィルムに印字というワンクッションが必要なため、ダイレクト印字よりも工程が多くなります。
印字自体は貼り付けるフィルムの裏側に行うため、カードの表面の摩擦によって印字が剥がれるこ心配はありません。
この印刷手法は主に顔写真入りのカードを作成する際に用いられ、再転写印字加工の他にダイレクト印字(全面昇華転写加工)があります。

オプション追加のメリット

印刷は平坦なフィルムに行うため、カード表面の凹凸には関係なく印刷することが可能です。
また、ダイレクト印字ですとカードのエッジ部分までは印刷が不可能ですが、再転写印字ではそれが可能となり、細部までデザインをこだわっていただけます。

再転写印字の利用例

顔写真入りのカードを作成する際に用いられることが多く、社員証や学生証、証明証などで利用されております。
また、カードのエッジ部分まで綺麗に印刷することが可能な点から、デザインに細部までこだわりたい場合や、カードの端までカラーの印刷が必要なデザインを採用するときにおすすめです。

注文時の確認事項

  • 少ロットから対応いたします。(1枚から作成可能)
  • ダイレクト印字に比べて工程が増えるので、ダイレクト印字よりも納期が長くなり、料金も上がります。
  • 違う業者様が作成したカードに加工をしてほしいなどの持ち込みは、材質などの兼ね合い上、お断りしております。